アトピーの概要 アトピー性皮膚炎は、憎悪と軽快を繰り返す痒みある湿疹を主病変とする疾患である。 多くの場合はアトピー素因を持つ。アトピー素因とは、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数を自分自身や家族がもっている、またはIgE抗体を産生しやすい体質である。と、言われています。 アトピー症状のお悩み 痒みや湿疹が、体のさまざまな部位に左右対称性に、慢性的に繰り返してみられます。湿疹ができる部位は年齢によっても異なりますが、前額、眼囲、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹に好発しやすいです。乳児期あるいは幼児期から発症し小児期に寛解するか、あるいは寛解することなく再発を繰り返し、成人になっても症状が持続してみられることも。また、唾液、汗、髪の毛の接触、衣類との摩擦、掻破による刺激、外用薬、化粧品、金属、シャンプーやリンスなどのかぶれ、ダニ、ほこり、花粉、ペットの毛などによる吸入、食物、ストレスなどで悪化することも多いです。 参考:https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-05.pdf 一般的な治療法と鍼灸のアプローチ <一般的な治療法>✓スキンケア(保湿剤、清潔)✓ステロイド服薬、塗布✓食事制限✓アレルゲンの除去✓清潔環境の維持 鍼灸の治療アプローチ ◆アレルギー体質の改善◆体質改善に重点を置く根本治療を行います。アトピー症状が発生しない体づくり、体質の改善を目指します。✿薬と違い副作用のない治療法✿ 免疫バランスの正常化 過剰に反応してしまう免疫系を落ち着かせるための施術・扁桃の慢性的な炎症を改善させる・腸内環境を良くする→皮膚改善にも繋がる・胃の働きを良くする→腸内環境も良くなる・副腎の働きを改善する→体力向上、炎症に対応できる身体へ 自律神経バランスの調整 自律神経のバランスが崩れ、症状が強くなりやすい方が多いです交感神経過緊張が続いてしまうと…✓胃腸障害が起きやすい✓イライラしやすい→痒みが増大✓睡眠障害→熟睡できない、不眠✓リラックスすると痒みが出やすい✓すぐ疲れる、常に怠い、慢性疲労✓身体が冷えやすい(冷え性)✓筋肉がこわばっている✓呼吸が浅くなりがち交感神経過緊張の状態から副交感神経への切り替わり時に、反動で症状が酷くなる方も多い。⇨日中よりも夕方~寝る前が辛い 鍼灸メニューについて 症状を誘発する要因は? アトピーは副交感神経優位な状態の方が発症しやすいです。しかし現代人は常にストレスにさらされやすく、仕事もプライベートも頑張りすぎている方が大半。ライフスタイルの影響を受けて、成人してからアトピー発症する方、症状が幼少期よりも酷くなる方も。常に身体がストレス過多だと、交感神経過緊張な状態に陥りやすい為、副交感神経⇔交感神経の振れ幅が大きくなりすぎてしまいます。こういう方は、薬や標準治療に従ってもなかなか改善されない方も多いです。 薬で一度良くなってたように見えても、時期が過ぎるとまた悪化する・・・という悪循環を繰り返す場合も。また、自分に合わない食事内容であったり、極端な食事制限、あるいはジャンクフードや加工食品ばかりに偏っている…など食生活の影響も症状を悪化させる要因の一つです。免疫系&自律神経系のバランスを正常な状態に向かわせてあげると共に、日々の食事内容も見直し、薬に頼り過ぎなくても、日常生活が快適に過ごせる身体づくりをしていきましょう。その為のサポートやセルフケアの相談を、もも鍼灸院では行っております。→鍼灸治療が初めての方へ ※手だけの鍼(高麗手指鍼)もございます。✔着替えの際の衣服の擦れも辛い✔短時間で済ませたいという方に 免疫系&自律神経系のバランスを正常な状態に向かわせてあげると共に、日々の食事内容も見直し、日常生活が快適に過ごせる身体づくりをしていきましょう。その為のサポートやセルフケアの相談を、もも鍼灸院では行っております。 ホームへもどる Instagram Twitter Facebook Youtube Line