アトピーの概要

アトピー性皮膚炎は、憎悪と軽快を繰り返す痒みある湿疹を主病変とする疾患である。 多くの場合はアトピー素因を持つ。アトピー素因とは、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数を自分自身や家族がもっている、またはIgE抗体を産生しやすい体質である。と、言われています。

アトピー症状のお悩み

痒みや湿疹が、体のさまざまな部位に左右対称性に、慢性的に繰り返してみられます。湿疹ができる部位は年齢によっても異なりますが、前額、眼囲、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹に好発しやすいです。乳児期あるいは幼児期から発症し小児期に寛解するか、あるいは寛解することなく再発を繰り返し、成人になっても症状が持続してみられることも。また、唾液、汗、髪の毛の接触、衣類との摩擦、掻破による刺激、外用薬、化粧品、金属、シャンプーやリンスなどのかぶれ、ダニ、ほこり、花粉、ペットの毛などによる吸入、食物、ストレスなどで悪化することも多いです。

アトピーの施術例はこちら

一般的な治療法と鍼灸のアプローチ

アトピー標準治療

<一般的な治療法>

✓スキンケア(保湿剤、清潔)
✓ステロイド服薬、塗布
✓食事制限
✓アレルゲンの除去
✓清潔環境の維持

鍼灸の治療アプローチ

アトピー治療方針

◆アレルギー体質の改善◆

体質改善に重点を置く根本治療を行います。
アトピー症状が発生しない体づくり、体質の改善を目指します。

✿薬と違い副作用のない治療法✿

免疫バランスの正常化

免疫バランス正常化

過剰に反応してしまう免疫系を落ち着かせるための施術

・扁桃の慢性的な炎症を改善させる
・腸内環境を良くする→皮膚改善にも繋がる
・胃の働きを良くする→腸内環境も良くなる
・副腎の働きを改善する→体力向上、炎症に対応できる身体へ

自律神経バランスの調整

自律神経の乱れ

自律神経のバランスが崩れ、症状が強くなりやすい方が多いです

交感神経過緊張が続いてしまうと…

✓胃腸障害が起きやすい
✓イライラしやすい→痒みが増大
✓睡眠障害→熟睡できない、不眠
✓リラックスすると痒みが出やすい
✓すぐ疲れる、常に怠い、慢性疲労
✓身体が冷えやすい(冷え性)
✓筋肉がこわばっている
✓呼吸が浅くなりがち

交感神経過緊張の状態から副交感神経への切り替わり時に、反動で症状が酷くなる方も多い。
⇨日中よりも夕方~寝る前が辛い

鍼灸メニュー
鍼灸メニューについて

症状を誘発する要因は?

症状の誘発要因

アトピーは副交感神経優位な状態の方が発症しやすいです。
しかし現代人は常にストレスにさらされやすく、仕事もプライベートも頑張りすぎている方が大半。

ライフスタイルの影響を受けて、成人してからアトピー発症する方、症状が幼少期よりも酷くなる方も。

常に身体がストレス過多だと、交感神経過緊張な状態に陥りやすい為、副交感神経⇔交感神経の振れ幅が大きくなりすぎてしまいます。
こういう方は、薬や標準治療に従ってもなかなか改善されない方も多いです。

薬で一度良くなってたように見えても、時期が過ぎるとまた悪化する・・・という悪循環を繰り返す場合も。

また、自分に合わない食事内容であったり、極端な食事制限、あるいはジャンクフードや加工食品ばかりに偏っている…など食生活の影響も症状を悪化させる要因の一つです。

免疫系&自律神経系のバランスを正常な状態に向かわせてあげると共に、日々の食事内容も見直し、薬に頼り過ぎなくても、日常生活が快適に過ごせる身体づくりをしていきましょう。

その為のサポートやセルフケアの相談を、もも鍼灸院では行っております。

鍼灸治療が初めての方へ

※手だけの鍼(高麗手指鍼)もございます。

✔着替えの際の衣服の擦れも辛い
✔短時間で済ませたい
という方に

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免疫系&自律神経系のバランスを正常な状態に向かわせてあげると共に、日々の食事内容も見直し、日常生活が快適に過ごせる身体づくりをしていきましょう。

その為のサポートやセルフケアの相談を、もも鍼灸院では行っております。

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