【亜鉛不足?】うつ、イライラ、抜け毛、皮膚炎など 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年7月24日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 亜鉛不足といえば、有名な症状は「味覚障害」それ以外の体調への影響はあまり意識しない方も多いのでは?栄養療法では、かなり重要視される「亜鉛」について!亜鉛不足が体調面やメンタル面にどんな作用があるのか、簡単に説明いたします。 亜鉛不足をチェック 【症状チェック】・爪が弱い、割れやすい・皮膚が弱い、荒れやすい・抜け毛が増えた・若白髪・風邪をひきやすい・生理不順・貧血 亜鉛不足の影響(メンタル) 【症状チェック】・マイナス思考・自己否定感が強い・理由もなくイライラする・他者に攻撃的・不安感が強い・寝つきが悪い・落ち込みやすい・うつ傾向 上記の症状を、子供の時からあるから、自分の元の性格のせいだと思い込んでる方も。勿論、性格が関わってくる部分も大きいですが、「亜鉛不足」でその性質に陥っているだけの方も意外と多いです。亜鉛の消耗原因を見直し、しっかり補給すると、性格がすっかり変わってしまう方も! 亜鉛不足の簡単な症状をチェックしました。次に、なぜ亜鉛が不足してしまうのか?ご自身のライフスタイルと比較してご確認ください。 亜鉛不足の原因① ・飲酒・加工食品の摂取頻度が高い・肉や魚をあまり食べない・過剰な運動が続いている・アスリート 亜鉛不足の原因② ・コーヒーの過剰摂取・玄米食・肝臓の疾患・炎症性の腸疾患・長期服薬による吸収不全 亜鉛の働き 亜鉛は体内で重要な働きをするミネラルの一つです。数百種類以上に及ぶ酵素の構成要素で、細胞の新陳代謝・エネルギー代謝・免疫反応など体内の様々な働きをサポートしています。DNAの合成やたんぱく質の合成にも関わる為、不足が続くと傷の治りが遅くなったり、成長遅延(成長期の子供)が出てくる場合も。※全身の細胞はたんぱく質で出来ています。たんぱく質合成が上手くいかないと・・・大変な状況に。また、感情のコントロールには脳の機能、神経細胞の刺激伝達がスムーズに機能することが必要です。神経伝達物質を作るにも亜鉛が必要です。以上のこと踏まえ、症状チェック(肉体面・メンタル面)を見返すと、亜鉛の働きが足りないために出てくる症状の一部分ということが、なんとなくご理解頂けたでしょうか? 亜鉛の補給 亜鉛が不足する原因を見直し消耗原因をうまく排除すると共に、亜鉛を補給しましょう。なるべく自然な食品から補給するのが理想です。お勧めは、伊勢志摩の方はお馴染みの「牡蠣」!一食分で摂れる亜鉛の含有量がダントツです。他にも、牛肉や豚肉、魚介類にも多く含まれます。なるべく色んな食材を食事に採り入れて、日々少しずつ亜鉛を補給してください。 【追記】亜鉛だけではなく、その他微量元素(ミネラル)も大切ですし、各栄養素のバランスも必要です。栄養素の不足も体の不調に繋がりますが、一種類だけを過剰摂取しすぎるのは控えましょう。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ タグ: メンタル, 亜鉛, 免疫, 生理不順, 疲労感, 皮膚炎 その他の記事を読む 前の投稿【井穴刺絡】患者様の体感、感想、こんな方にお勧めです 次の投稿【症例】潰瘍性大腸炎 おすすめ 【症例】膝の痛み・腫れ 2021年9月14日 東洋医学の考え方 2020年9月7日 【症例】アトピー性皮膚炎 2021年2月20日