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【インナーチャイルド】心と体の繋がり

もも鍼灸院の栄養カウンリングを担当している、遠藤香織です。
初めて、メンタルカウンセリングを受けてみて、今まで知らなかった自分の心の深い部分を知れました。
「心と体の繋がり」は本当に密接で大切だと、日々の仕事でも感じていましたが、いざ自分自身の心の奥と向き合ってみると尚更感じられるようになりました。
今日は、そのカウンセリングを受けた時の感想を記録します。

カウンセリングで深堀したテーマ

・父親が嫌い(3歳から)
・理由も分からず父に嫌悪感がある
・思春期でさらに悪化
・20歳頃から音信不通で拒絶状態だった

原因不明の嫌悪感

原因不明でずっと父親が嫌い、幼少期も思春期~大人になるまで一貫してあまり関わらず、勝手にキライキライと思って過ごしていました。
話しかけられても適当に返事してスルーする子供でした。

でも最近、15年ぶりくらいに父とまともに会って会話する機会が増えたら、昔ほどの嫌悪感が無く、意外と平気だったので、なぜ子供の頃はあんなに嫌悪感を抱いていたのか、逆に気になり始め、カウンセリングでのテーマにしました。

幼少期の私

「3歳頃から父の事が嫌いだった」という記憶があるのは、かなりレアなタイプだそうです。

余談ですが、保育園の4歳か5歳の頃に、急に入院していた記憶もあり、後から母に確認したら「自家中毒」だったと教えてくれました。

母親から見ると、子供なのに周りの大人たちの話を理解でき、空気を読める子供だったようで、あまりワガママを言ったり暴れたりせず、良い子に振る舞うタイプの子供だったそうです(笑)

幼少期の親子関係

実家は自営業で両親ともに多忙、母は仕事もしながら家事や育児もこなさないといけないので休憩する時間もほぼ無い状態。

そして、私の年子の兄は生まれた時から身体が弱く、幼少期はいつも入退院を繰り返していて、家に居ても体調が悪化するとすぐ救急車を呼ぶような状態。

その下の私たちは双子だったので、母の多忙さは本当に大変だったのではと想像します。

祖父母も同居していたので、面倒を見てくれる人は周りに居ましたが、母とゆっくり二人だけで過ごしたり独り占めして沢山色んな会話をした記憶はありません。
※一応、母なりにそれぞれ子供との関係を作る努力はしてくれてはいました。

仕事もあるし親が忙しいのも当たり前だと思っていたので(生まれた時からその環境なので)、他人と比較することも無かったし、そういうものだと思い過ごしていました。

本心とのズレ

カウンセリングが進んでいくと、実は当時の「私の本心」と「表面的な心の動き」でズレがあることが分かってきました。

本当はもっと親にワガママ言ったり思い切り甘えたいのを我慢して我慢して良い子に振る舞おうとした結果、自分の本当の気持ちを見失ってしまい、その押し込められて暴走した感情が「父への嫌悪感」となって噴き出していたのです。

カウンセリングの時間中も、ちっちゃい私(インナーチャイルド)は辛かったんだな~と他人目線で思えるものの、もっと私の事をしっかり見て欲しかったんだよ!と強く確信できず、他人事目線の自分がなんだかおかしかったです。本心を認めるのが辛いのかもしれません。

歪は身体にも出ていた

思い返すと、上記に書いた「自家中毒」での入院もそうですが、身体は心の歪を検知してエラー信号を常に出していました。

幼少期の私は、喘息とアトピーが酷く、保育園の頃から毎日服薬し、皮膚にはステロイド薬を塗っていましたし毎晩のように吸入器を使っていました。小学生の頃は毎月、定期的に総合病院に通っていました。

体質的な素因や発症しやすい外的要因ももちろん同時に持っていたというのもありますが、一番のトリガーは「心の歪」だったのではないかと思います。

身体に症状を出すことで心のエラー信号を出してると同時に、症状があると親や周囲の大人たちが優しくしてくれる、構ってくれるので、そこで安心感を求めていたのかもしれません。

また、成長と共に身体が強くなり喘息もアトピーの症状も治まっていき、ぱっと見は分からないくらいの身体でしたが、突然30歳になる頃にアトピーが大炎症し本当に死にそうな状態に陥った事がありました。

その時の、身体の異変の引き金を引いたのは「精神的ストレス」でした。

心と体の繋がり

昔から「病は氣から」と言われているように、心の影響というものはこんなにも大きく強いんだ!と衝撃を受けました。

精神的ショックを受けた日、突然、アナフィラキシー症状の如く呼吸が出来なくなり、のどの粘膜が痒くて苦しいから始まり、気付いたら全身が痒くなり始め、一気にアトピー症状が噴き出しました。それは子供の時ですら経験したことのない酷い症状でした。

勿論、それまでの生活習慣や食習慣が身体を壊していた部分も大きいです。が、その日まで特に何事も無く平気に過ごせていたので本当に急な身体の異変でショックでした。

意識で身体も変わる

話は変わって、私の夫も、20代の頃に本気で死にかけた事があります。
鍼灸学生時代の夏休みに「髄膜炎」になり入院。

医師からは「治療法は無いです。何もすることができません。今夜が山場だと思って覚悟してください。もし生き延びれたとしても最低6か月は入院です。」と言われ家族全員が病院に呼ばれたそうです。

入院前は嘔吐を伴う激しい頭痛でのたうち回っていた夫も、脳脊髄液を抜いてもらい血圧が少し下がったことで頭痛は楽になっていた為、自分が今日死ぬかもという自覚が全然無かったそうです。

ただ、鍼灸の学校に早く戻りたい、夏休み中に退院して早く免許を取りたい!としか考えてなかった、と当時の事を教えてくれました。

ある意味、呑気な夫は、その当時にテレビで見た情報を思い出し、自分の身体を自分の意識だけで治し無事に夏休み中に退院しました。入院期間はたったの2週間!検査して数値が正常に戻ってるのを確認した医師はビックリ仰天!

その方法とは…
脳腫瘍をシューティングゲームのようにバンバン打ち(イメージでです)脳腫瘍を克服し元気を取り戻した海外の少年の実話をもとに、自分もこれで回復するのでは?と真似したそうです。

嘘みたいな本当の話ですが、実話です(笑) おかげで夫と今も一緒に過ごせています。

心が意識を歪ませ、身体に害が出る場合もあれば、逆に意識や心の状態が良い影響を与える事もある、ということを知る事ができました。

各方向から整える

今回は、私の幼少期のメンタルカウンセリングを通しての身体の話でしたが、私のように自分では全く気付けていない事柄が実は心の大きな負担や歪になっていることも少なくありません。また、その影響から身体に何かしらの症状が出ていたり、鍼灸治療だけではスムーズに快復していかないパターンも。

もも鍼灸院では「鍼灸」と「食事療法」の面から健康に対してアプローチ&サポートを行いますが、「心のケア」も同時に行い各方面から身体を整えていけると、より快復も速くなると感じています。
なかなかスッキリしないモヤモヤが心にあるな~と感じる方は、信頼できるプロに「心のケア」も相談してみてくださいね。

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