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【症例】めまい-姿勢を変えるときにグラグラ回転する

めまい 30代 女性

<病院での診断>
良性頭位性発作眩暈
(脳のCT:異常無し/耳鼻科での検査:異常無し)
※首のレントゲンでは、頚椎の歪みが気になる。

<本人談>
最初は、座ってる時に一瞬ふらつきを感じてバタっと倒れた。
その日は軽い乗り物酔いが続いてる感じだったが日常生活は普通に過ごせる範囲。
翌朝、起きようと立ち上がった瞬間、視界が大きく回転して勝手に倒れる。
無理やり立ち上がろうとしても、回転していて身体を直立させるのに数分かかった。
数分、同じ姿勢を保つと徐々に視界の回転は治まってくるものの、乗り物酔いのような感覚はずっと残る。
スマホやパソコンの画面を見るだけで、酔いが強くなり吐き気が増す状態。

鍼灸院としての診断

症状が発症する前の過労や睡眠不足が蓄積し、身体が慢性疲労状態に陥っていた。
→自律神経の乱れ

施術方針

・頸椎周囲の筋肉や軟部組織を緩めて血行を促進、それにより神経の代謝改善を図る。
・免疫処置をし、身体の疲労回復を図る
・肝実処置を行い、「肝」の弱りから来る不調を解消させる

施術内容

施術方針に従い、鍼灸施術を行った。
脊柱のバランスを改善させる。
身体全体の慢性疲労を解消させ、自律神経のバランスを整える。

施術後の経過・ケア

<初回施術後>
施術後、眩暈はまだあるものの、身体の疲労具合は7割減。
治療をしたことで、かなり肉体が慢性疲労状態だったことを自覚。
→仕事や活動を最小限に制限し、睡眠時間を確保。日中の仕事時も疲れたら、なるべく横になるようにしました。

<3回施術後>
なるべく連日で施術を行い(特に気になった頚椎の歪み調整をメインに)、体力は徐々に回復。
そのおかげで、起床時や姿勢を変える際の眩暈はあるものの、四六時中出ていた乗り物酔いの感覚や吐き気は激減。日中は普通に過ごせる程度に回復。
パソコンやスマホを見る作業が辛かったのでデスクワークの仕事を最小限にしていましたが、こちらも徐々に作業できる時間が普段くらいに回復。
調子に乗って作業しすぎると不調がぶり返すので、体力を保てる範囲で活動するようにしています。

<気を付けたポイント>
夏場、アイスコーヒーの摂取回数が増えていたので、猛暑での肉体疲労に重なり、ミネラル消耗を加速させていたのではと反省。(そこからの慢性疲労をさらに誘引)
鍼灸治療・休養に合わせて、お水摂取と良質な塩をなるべく摂るように心がけています。
これにより、身体の快復速度がやはり上がります。

 

※今回は、もも鍼灸院の栄養相談担当【遠藤香織】の実体験でした。
動画でも詳細をトークしてます⇩

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