胃の不調/めまい/喉のつまり 20代 女性
<病院での診断>
受診し検査を受けても原因不明
眩暈に関する薬を処方され服薬中
<本人談>
胃の不調は2年前から始まり、めまいは1年前から続いている。
病院で処方された薬を飲んでいるが一向に改善されず、
食事もお粥くらいしか食べれないので体力が激減。
水分を飲むのも辛い日が多い。
逆流性食道炎もある。
自身の体感としては、コロナ感染後から症状が悪化した。
(※ワクチンは4回接種している)
鍼灸院としての考察

コロナ感染後から症状悪化という事で、感染症による免疫機構の乱れで自律神経バランスも崩れ、不調が強くなった部分も考えられる。
また、子供の頃に体育で首を痛めてコルセットをしていたり、足の骨折などケガ歴もあるので、それらの影響は無いかも考慮する必要がある。
施術方針
・瘀血処置
・免疫処置
・胃腸機能を調整
・骨折痕の圧痛消去
施術内容
施術方針に従い、鍼灸施術を行った。
内臓機能全体の調整をし、胃の不快感を解消させる。
脈を診ると、交感神経が過緊張している状態なので、自律神経バランスも調整。
施術後の経過・ケア
【初回施術~5回目】
施術後は、胃の不快感も楽になり身体が快適な状態で数日過ごせた。
その後、生理周期と重なりまた不調が再発。
1週間後に2回目の施術を行いました。
2~4回目まで施術後は楽になっても良い状態が数日間しか続かない状態でしたが
5回目には眩暈が落ち着き、少しづつ身体に変化が現れました。
6回目の施術前に身体の経過を確認すると、お粥だけの生活から脱して
脂っこくない和食は食べれるように変化したとの事。
食事が摂れるようになってくると、さらに身体の修復や治癒力も上がってくるので
今後の経過が楽しみです。