【症例】股関節~太ももの痛み 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2022年3月28日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 股関節~太ももの痛み 60代 女性 <病院での診断>病院からは手術を勧められている。10歳の頃、左股関節の関節炎になった。その影響からか股関節の変形が元々ある。<ご本人談>子供時代からの股関節の症状なので完治までは難しいと思っているが、お孫さんのお世話の為に少しでも痛みを軽減しておきたい。左の股関節から太ももにかけて痛みが酷く、ふんばるとふくらはぎまで痛みがくる。 鍼灸院としての診断 左足の方が長い、外側に開かない。腹診や背診で、かなり圧痛点が多い。股関節周囲だけではなく、全身の筋緊張が強い。 施術方針 全身の筋緊張を緩める為に、交感神経過緊張状態を改善する。 施術内容 施術方針に従い、鍼灸施術を行った。→筋緊張緩和処置・胃の氣調整・顎関節の調整・解毒処置などを中心に施術 施術後の経過・ケア 計3回の鍼灸施術を行いました。2回目の施術後、腹痛と下痢が3日程続いた為、3回目の来院を一度延期されていました。3週間後に、3回目の施術。2回目施術時までは、腹診も背診共に圧痛点が多く、全身の筋緊張も強くみられましたが、3回目来院時では一気に状態が解消されていました。それと共に股関節周囲の激しい痛みも激減し、違和感程度に変化。座位が長く続くと動き始めが辛いという状態はまだある様子でした。以上の経過から、鍼灸施術により全身の交感神経過緊張状態が解消し、副交感神経系がうまく機能するようになり状態が改善した、と推測。(自律神経のアンバランスが改善し、体内での解毒作用が進んで下痢が一時的に起きた。そこから、身体の自然治癒力も高まり身体の痛みも減少した)※普段の身体の使い方や習慣で、また不調が見られる場合は、来院されることをお勧めしました。 ※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ Instagram Twitter Facebook Youtube Line タグ: 慢性痛, 股関節, 股関節痛, 足の痛み その他の記事を読む 前の投稿【症例】一ヵ月続く頭痛と首の痛み 次の投稿【症例】拇指球の痛み-親指近辺が動かすと痛い おすすめ 【症例】10年以上前の骨折の後遺症-不快感や触ったときの痺れ 2022年4月5日 「腎虚」とは?腎は生命力の根本☆ 2021年4月6日 【症例】首・肩・肩甲骨の慢性痛 2022年6月12日