【症例】顎の痛みと耳鳴り 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2022年10月22日 投稿カテゴリー:症例 / 症例/ブログ 耳鳴り&顎の痛み 50代 女性 <病院での診断>耳鳴り、顎関節症<ご本人談>顎関節痛は半年前、耳鳴りは2ヵ月程前から続いている。1ヵ月以上(週2ペース)別の治療院に通ったが、あまり変化がない。また、遠方に通っていた為、通院自体が疲れやストレスを増やす状態になっている。それが身体の負担にもなっているのではないかと判断され、当院に来院されました。顎の痛みで食事もしっかり摂れない(噛むのが辛く柔らかい物しか無理)。耳鳴りが酷すぎて夜間もずっと覚醒状態、ほぼ眠れていない。 鍼灸院としての診断 顎関節周囲の痛みも強いため、こちらも耳鳴りに悪影響を及ぼしているのではと推測。首・肩こりも強く、過去の盲腸になりかけた部位に圧痛がある為、免疫系の異常も関わっていそうと推測。 施術方針 顎や首肩の極度な筋緊張を緩和させ、圧痛を解消させる。自律神経バランスを調整し、交感神経過緊張状態を緩和する。免疫機能の調整も図る。 施術内容 施術方針に従い、鍼灸と井穴刺絡を行った。→胃の氣処置、筋緊張緩和処置、副腎処置、自律神経調整、瘀血処置、眼精疲労処置など 施術後の経過・ケア <初回施術後>全体的に体が楽になったと2回目来院時に話されていました。今まで使用していた睡眠薬が不要になり、睡眠導入剤のみで朝まで熟睡できた。顎の痛みも大幅に減った(まだ痛みはある)頭が長年カチカチで重かったのが柔らかくなり、すごく楽。「グワングワン」というモーター音のような激しい不快な耳鳴りが、「キーン」という音に変わった。<2~5回目>2回目は、井穴刺絡と鍼灸のセットで施術を行った。その後は、60分や90分の鍼灸で施術。仕事の疲れや、気候の変化に左右されて影響を受けやすく、施術で改善される部分とまだ症状が強く出やすく辛くなる日が混ざる。耳鳴りが小さくなり、昼間は感じにくくなってきた。導入剤を服薬して眠れるが、まだ服薬無しだとスッと眠りに入れない。ただ、夜になるとウトウト感は来るようになった。<6~8回目>全体的に体調は良好になってきた。顔色も初回よりも良好に変化。顎の痛みが激減し、大きく全開できるようになった。耳鳴りは以前よりも気にならなくなってきたが、疲労が溜まると感じやすい。乱視が強い為、眼精疲労にもなりやすい為、その処置も多めに行った。☆週に1~2回のペースで施術【お勧めしたセルフケア】・鼻うがい(塩水で)・・・最初うまくできなかったが、今は鼻うがいをするとスッキリし呼吸もしやすくなるため継続中。→継続していたら、年中服用していた鼻炎薬が不要になった、と報告いただきました。 ※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ 井穴刺絡について 自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療していきます。身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。 トップページ タグ: 不眠, 慢性疲労, 慢性痛, 耳鳴り, 顎関節 その他の記事を読む 前の投稿【症例】腰痛:骨盤骨折の後遺症 次の投稿【症例】腕の痺れと痛み-尺骨骨折後遺症 おすすめ 【症例】半年以上続く腰痛 2022年8月6日 手作り経口補水液 2020年8月29日 *施術頻度、来院回数のお勧め* 2022年4月27日