【症例】脳出血の後遺症-痺れと痛み 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2022年4月4日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 脳出血の後遺症 60代 男性 <病院での診断>脳卒中-右視床付近(4年前)痛みや痺れは、後遺症によるもの(視床痛)<ご本人談>左半身の痛みや痺れが強い。左手は感覚が無く分かりにくい、勝手に収縮してしまう。腰の疼きや足全体の痺れが特に気になる。 鍼灸院としての診断 脳出血の後遺症で出ている症状が多い。心臓も元々悪いので、その影響で左半身に出ている症状もあると推測する。 施術方針 自律神経のバランスを調整する。交感神経過緊張を抑制し、正常な範囲のバランスで保てるようにする。血圧の調整、心臓の調整。 施術内容 施術方針に従い、鍼灸施術を行った。→頭皮鍼、眼精疲労処置、筋緊張緩和処置、血圧調整処置などで調整。井穴刺絡で、さらに交感神経過緊張の抑制を行った。 施術後の経過・ケア 現在、4回施術を行った。(2~3週間置きに施術)鍼灸で腹症の圧痛点が取れてくると、身体の痛みや痺れも徐々に取れてくる傾向。井穴刺絡でさらに、症状が解消されていく。飛蚊症も同時に減少傾向の様子。頭皮に見える、うっ血箇所に集中して刺鍼を行うと、身体への反応がかなり良い。<現状>※施術後は筋緊張や痛み解消するが、また徐々に症状が出てくる。身体の状態も、日によって不安定さが異なる様子。※井穴刺絡と鍼灸のセットコースをメインで続けていますが、高麗手指鍼との組み合わせもご希望により試す時もあります。 ※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ 井穴刺絡について 自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療していきます。身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。 トップページ Instagram Twitter Facebook Youtube Line タグ: 後遺症, 慢性痛, 痺れ, 脳出血 その他の記事を読む 前の投稿【症例】拇指球の痛み-親指近辺が動かすと痛い 次の投稿【症例】10年以上前の骨折の後遺症-不快感や触ったときの痺れ おすすめ 【症例】後頭部~背中のコリ、重だるさ 2022年8月27日 【症例】腕の痺れと痛み-尺骨骨折後遺症 2022年10月25日 顎関節症にまつわるエトセトラ 2020年9月6日