アトピーの治療方針と私の体験談 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年3月4日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 鍼灸治療でのアトピー改善アプローチ もも鍼灸院がなぜ、アトピーやアレルギー症状に特化しているのか・・・⁉それは、私(栄養カウンセリング担当カオリ)が重度なアトピー、各種アレルギー体質で幼少期から悩み苦しんだからです。栄養カウンセリングの紹介ページでも少し記載してますが、過去に体質改善を試みて沢山失敗を重ね、正常な代謝とは真逆な方向に身体をドンドン悪化させていました。自分自身が長年辛い経験を体感し、その後ちゃんと正しい代謝に戻すことで改善していくことを実感。その体験を私と同じようにアトピーやアレルギーで悩んでいる方にもお伝えしたいと思ったからです。表面に出ている症状は身体からのエラーです。アトピーであれば「皮膚炎・痒み・痛み」ですが、その症状を薬で抑えたとしても、症状を出している「本当の原因」は消えていません。症状を出さないようにするには「本当の原因」に対処しなければ、永遠に不快症状とのイタチごっこです。(薬依存、薬の強度を上げていくしかない) 一般的な治療法(標準治療) 病院で指導される一般的な治療法(標準治療)は「食事制限(アレルギー成分)」「保湿や薬」「清潔環境の維持」です。アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)の排除を徹底する、そして、薬で症状を抑制するといった内容です。アトピーやアレルギーも重症な方は命の危険がある為、必要な方は併用。ただ、薬を減らしていって依存しなくても生活できる状態にしたい!という方は根本部分での体質改善が大切です。 病気の根っこは同じ アトピー、アレルギーだけに限った話ではありません。東洋医学の目線から見ると、様々な病気を発生させる根っこは全て共通してきます。重大な病気になる手前で、必ず不定愁訴を感じる期間があるはず。その身体からの危険信号を無視し続けた結果、重大な疾患が現れます。いきなり病気になった!!と思っていても、実は気付かないうちにじわじわと病気を発生する身体を自ら作っていたのです。※生まれ持った体質の影響もありますが、それを悪化させるのも自分次第です。 自律神経バランス アトピー、アレルギー治療で大切な自律神経バランス。(※これもアトピーだけではなく、他の病気でも同様です)交感神経も副交感神経も正常な日内リズムを取れていれば、症状悪化を引き起こしにくいです。現代人は「交感神経過緊張」状態な方が大半です。ムリしすぎ、頑張りすぎ、食事の乱れ・・・などが重なり「交感神経過緊張」に陥ります。 自律神経の乱れ こちらの症状。アトピーやアレルギーでお悩みの方以外も、こんな症状を抱えている方は多いのではないでしょうか?アトピーやアレルギー疾患の方は、さらにこれらの症状が酷く出やすい印象です。自律神経バランスが崩れているのと、アレルギー症状で身体はさらに過剰労働するため、自律神経の乱れに拍車をかけてしまうのです。 アトピー症状の誘発要因 思い当たる事はありますか?ジャンクフードやお菓子を食べた後、仕事のストレスを感じた後、過剰な運動後など。直後に症状が悪化する方もいれば、忘れたころに急に悪化する方も。これらは、自律神経バランスも崩すストレス要因にもなりますが、免疫機能を低下する要因でもあります。 甲状腺機能の低下 自律神経と同じくらい重要なポイント!「甲状腺」と「副腎」です。どちらも免疫系統に深く関わっている器官です。甲状腺は「甲状腺ホルモン」を分泌し、身体の働きを調整しています。・脳の活性化・心臓や胃腸の活性化・体温の調整・細胞のエネルギー産生促進一見、アトピーとは直接関係ないように思いますが、様々な要因から潜在的に甲状腺機能が低下気味の現代人。慢性的なアトピー症状でお悩みの方は甲状腺機能低下(潜在的な)も起こりがち。逆に、甲状腺機能を正常な状態に改善するとアトピー症状も改善しやすくなります。 副腎機能の低下 アトピー症状が慢性化し、炎症状態が長期化・長年になればなるほど潜在的に副腎機能も低下します。皮膚の炎症や痒みのストレスに身体が対応しようと沢山ホルモン分泌を強いられますが、慢性化してくると臓器も段々と疲弊していくのです(正常に働けない状態)。その結果、皮膚の炎症がいつまでも止まらないだけでなく、身体全体が疲れやすくなり(倦怠感)、朝起きるのが辛い、イライラしやすい・・・などの症状が起きてきます。 免疫バランスの正常化 アトピーを改善するためには、免疫バランスを整える事も必須!過剰に反応してしまう免疫系を落ち着かせ、正常な働きに改善していくと、アレルギー反応やアトピー症状が改善されやすい身体へと変わっていきます。 胃腸・肝臓の機能を整える 忘れてはいけない胃腸・肝臓機能の改善!胃腸や肝臓が弱っていると、栄養の消化吸収や老廃物の解毒・排泄がスムーズに行われません。身体の修復に必要なのは食事から吸収される「栄養」です。そして、身体にとって不要なものは解毒、便としてしっかり排出できないと身体の負担は倍増!⇒炎症悪化のトリガー。吸収&解毒・排泄はどちらも欠かせない機能です。 改善経過 体験談 もも鍼灸院栄養カウンセリング担当【管理栄養士かおり】のアトピー改善記録。2020年春頃、まだ首周辺のアトピー炎症が続ていました。これでもかなり改善してきた!と思っていた頃の写真です。慢性疲労も酷く、予定が無い時は一日の大半を寝て過ごしていました。当時はパート勤務でしたが職場に行くのも必死。勤務中もずっと辛い・・・という中で気力だけで仕事をしてました(笑)2020年夏~秋にかけて、かなり皮膚炎症も落ち着き、まともな皮膚へと生まれ変わってきました。手触りもザラザラごつごつ・・・からツルツルに感じる部分が増えました。皮膚の状態が改善すると共に、辛かった慢性疲労も軽減。2021年現在、さらに皮膚の状態や身体も軽く♪一日中働いても平気になってきています。まだ過剰労働すると疲れやすい体ですが、着実に体全体が良くなっていくのを体感しております。アトピーの改善といえども、皮膚だけの問題ではありません。身体の全てが繋がっています。皮膚を治すにも身体の中から整えていくことが大切です。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ タグ: アトピー, アトピー性皮膚炎, 慢性疲労, 食事改善 その他の記事を読む 前の投稿花粉症改善のためのセルフケア 次の投稿体質改善・ダイエット・美容・・・全てに共通 おすすめ モニターさまの美容鍼体験3 2020年8月29日 施術後の養生の大切さ 2020年9月11日 【症例】喉のつまり、むせる 2021年10月3日