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あまり知られていない!?鍼の作用について

鍼の作用

鍼の作用

鍼ってどんな効果があるの??と疑問に思われる方・・・たくさんいらっしゃると思います。
一般的なイメージに多い「筋肉のコリをほぐす」だけではなく、実は様々な作用があります。

・コリをほぐす
・鎮痛作用
・消炎作用
・血行促進
・免疫機能調整
・自律神経調整

鍼といえば、「経絡」や「ツボ」のイメージが強く、現代医学的な作用がある事はあまり有名ではないですよね(笑)
不思議なイメージが強い鍼治療ですが、ちゃんと科学的にも解析されています♪

コリをほぐす

コリをほぐす

まずは、一般的なイメージの強い「コリをほぐす」作用。
筋肉が慢性的に凝った状態が続くと、自力では回復できません。その筋肉のコリに鍼の刺激を入れることで、脳にも刺激が届きます。鍼刺激は身体からすると極微小な傷ですが、脳は「大ケガだー!」と錯覚を受けます。それにより、ケガを修復しようという働きが新しく生まれるのです。その作用を利用して筋肉のコリも改善されていきます。

鎮痛作用

鎮痛作用

身体に痛みがある・・・。その痛みを緩和させる作用もある鍼。
鍼の刺激により、脳内では内因性オピオイドと呼ばれる鎮痛物質が分泌されます。この物質が分泌されるおかげで、痛みの感覚が和らぐ作用があるのです。

消炎作用

消炎作用

身体の炎症を緩和させる消炎作用。たとえば、ギックリ腰で腰が激痛!という時も、腰に炎症が起きています。炎症状態のために痛みが続きます。痛みを早く治めるにも「炎症」を早く治めることが必要です。
患部から離れた場所に鍼をすることで、白血球やリンパ球の産生を高め消炎作用を促進。さらに血液を患部以外に誘導することで患部の充血を改善させます。

血行促進

血行促進

鍼刺激により軸索反射(自律神経の反射)を起こします。それによって血管が拡張し、血行促進の作用が出てきます。何はともあれ、血流が正常な状態でなければ身体の修復もうまく行われません。
血液は「栄養・酸素・老廃物の運搬」という大切な仕事をしています。その血液の流れが不良だと、身体全般にダメージが出やすいのは想像しやすいですよね。血行は大切です☆

免疫機能調整

消炎作用の説明と重なりますが、鍼刺激は免疫機能調整の作用もあります。
鍼の刺激によって、白血球が増加。その白血球たちが患部に遊走することで免疫機能が高まるという流れです。

自律神経の調整

血行促進作用の説明内でも出てきた、自律神経調整作用について。自律神経は、交感神経と副交感神経があり、日内リズムをとりながら両方がうまく働いています。その働きにより身体は正常な機能ができ、私たちが健康で居られます。
交感神経も副交感神経もどちらが良い物・悪い物という考え方ではなく、どちらか一方に偏り過ぎた状態が続く事が身体にとってはNGです。どちらに偏りすぎても不調や病気のトリガーとなります。
鍼治療では、どちらかに偏り過ぎた状態を鍼刺激により上手くバランスを整える作用があります。過剰な偏りを平らな状態に戻すことで、身体の不調を快方に向かわせます。

いかがでしたか?全部知ってたー!という方は、なかなかの鍼灸マニアですね♡
上記の作用を利用し、鍼治療では身体の不調や痛み・お悩みなどを整えていきます。
現代医学的な作用を知らないはずの古代の人たちが、治療として鍼を発展させていたのは驚くべき歴史ですよね。
現代人からは到底及ばない別の知識や感覚が優れていたのかもしれませんね。

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