自律神経は「交感神経」と「副交感神経」が一日の中で上手くバランスを取り合って身体を正常に保ってくれています。
朝、目覚めてから日中に仕事やスポーツ、家事をする時に活発に動けるのも交感神経が優位になっている状態だからです。交感神経は、闘争や逃走の神経とも表現されますが、まさに活発に動くための自律神経です。
食事中や夜に高まってくるのは副交感神経。身体をリラックスモードに切り替え、内臓の働きを活発にしてくれます。食後に副交感神経が高まるのは、胃腸の機能を上げて食事をしっかり消化吸収するためです。そして、夜はしっかり睡眠を取り身体を修復する為に副交感神経が優位になるのです。
交感神経・副交感神経どちらも体の機能を上手くコントロールしてくれる大切な存在です。