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【症例】股関節~太ももの痛み

股関節~太ももの痛み 60代 女性

<病院での診断>
特に無し

<ご本人談>
座位から立ち上がる時に特に痛い。
ふんばると、ふくらはぎまで痛みがある。
10代の頃に関節炎になり股関節変形もある。
最近、草引き作業をし過ぎたのか、痛みが酷くなった。

鍼灸院としての診断

左の股関節の可動域制限がとても強い。
全身の筋緊張が強く、眼精疲労もあり、交感神経過緊張が強いと推測。

施術方針

自律神経のバランスを調整し、それにより内臓機能を正常化させる。
また、筋緊張を緩め、股関節に掛かる負担を軽減させる。

施術内容

交感神経過緊張の改善に対する治療に重点を置いた。

施術後のケア

施術2回目の後、お腹がゆるくなり、下痢が3日程続いていたそうです。
その後、急に体がスッキリし、股関節や足の痛みも減少したと話されていました。
⇒交感神経過緊張を抑制したことにより、副交感神経がしっかり働くように変化したことで下痢になったと推測。

3回目の施術時には、背部や腰部の激しい筋緊張も緩んでいたので、自律神経バランスが上手く整ってきた様子を感じました。

日常生活で、無理しすぎない事と、辛くなったらメンテナンスに来院されることをお勧めしました。

※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。

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