【症例】足裏のしびれと無感覚(脳出血の後遺症) 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年12月22日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 足裏の痺れや無感覚 40代 男性 <病院での診断>脳出血後の後遺症。<ご本人談>病院でのリハビリで日常生活はある程度送れるようになったが、右半身(腕や足)に痺れが残る。一生治らないと医師には言われている。歩いてる時の足裏の感覚が無い為、車のアクセルやブレーキを踏む感覚が分からず運転は止めている。車の運転ができるようになりたいので、さらなる改善を目指したい。 鍼灸院としての診断 右半身の軽度麻痺、感覚低下を認める。深部感覚も障害されている。 施術方針 「腎」を補い、神経機能の回復を図る。身体全体の機能を整えて、脳出血の後遺症以外で痺れや感覚異常に寄与している他の要因を除去する。それを持って、感覚の改善を図る。 施術内容 施術方針に基づき、鍼灸と井穴刺絡を組み合わせて、全身の調整を行った。 施術後のケア 治療開始時は、体の表面に出てくる所見も沢山あったが(腹診や腰背診)それが改善して行くたびにご自身でも身体の改善を自覚されています。根気強く週一回の施術を受けに通われています。(現在3ヵ月が経過)現在、足裏の一部感覚が戻ってきて、ご本人も手応えを感じていらっしゃいます。腹診や腰背診は何も出なくなった為、来院のペースを2週に一度に切り替えました。ご自身でも、来院前から食事管理やセルフケアに気を配られていている為、身体を快復させるベースもかなり良い状態で保たれていた様子が感じ取れます。+αで、アドバイスした内容も採り入れて試されています。 ※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ 井穴刺絡について 自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療していきます。身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。 トップページ タグ: 感覚麻痺, 痺れ, 脳出血 その他の記事を読む 次の投稿【症例】外傷後の指の痺れや可動域制限 おすすめ 【花粉症】今年は卒業!魔法のワーク 2024年2月20日 【症例】抗がん剤の副作用-足の痺れ・浮腫み 2023年2月18日 【症例】眼精疲労→身体の疲れ 2021年9月28日