【症例】腹部と背面の痛み(慢性痛) 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2022年5月13日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 腹部・背面痛 40代 男性 <病院での診断>胆石を疑い、エコーやCTでの検査を受けたが、はっきりとした原因は見つからない。<ご本人談>6~7年前から寒い時期になると内臓痛を感じる。腹部の上部(胃や肝臓エリア)、背面に激痛がくる。今年に入って、以前より悪化している。 鍼灸院としての診断 胃・膵臓・腎臓の診断部位で腹部圧痛がある。(腹症)問診では、慢性膵炎や胃潰瘍を伺わせる内容である。 施術方針 自律神経のバランスを調整する。交感神経過緊張を抑制し、正常な範囲のバランスで保てるようにする。 施術内容 施術方針に従い、井穴刺絡を行った。→脾経、肝経、胃経、腎経、膀胱経を調整。 施術後の経過・ケア 現在、10回 鍼灸施術を行った。(1~2週間置きに施術)今回は、初めて井穴刺絡を試しました。回数を重ねるごとに初回時より、徐々に症状が落ち着いてきたと話されていました。*初期の頃:腹部の圧痛点がとても多く、施術中も痛みが取れにくい状態。食事内容も厳選しないと、激痛に襲われると話されていました。*途中経過:圧痛点は多いものの、施術で取れやすく変化。食事もわりと何でも食べても平気になってきた、と話されていました。少しずつ良好な変化があるようでしたが、また急に、症状が酷くなった様子。普段は鍼灸コースを受けられていますが、井穴刺絡を試してみたところ、施術後かなりスッキリした!とのこと。今後の経過に合わせて、施術内容も選択していきたいです。※セルフケア(食事面など)を色々と継続されながら、施術に通われています。 ※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ 井穴刺絡について 自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療していきます。身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。 トップページ Instagram Twitter Facebook Youtube Line タグ: 井穴刺絡, 内臓, 慢性痛, 腹痛 その他の記事を読む 前の投稿【症例】腕から手にかけての痺れ 次の投稿【症例】腰痛(慢性的に痛みが出やすい) おすすめ 【症例】指神経断裂の後遺症 2022年8月17日 咀嚼の大切さ 2020年8月23日 【症例】軽い首・腰のコリ、健康な状態を維持したい 2021年10月19日