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【症例】腹部と背面の痛み(慢性痛)

腹部・背面痛 40代 男性

<病院での診断>
胆石を疑い、エコーやCTでの検査を受けたが、はっきりとした原因は見つからない。

<ご本人談>
6~7年前から寒い時期になると内臓痛を感じる。
腹部の上部(胃や肝臓エリア)、背面に激痛がくる。
今年に入って、以前より悪化している。

鍼灸院としての診断

胃・膵臓・腎臓の診断部位で腹部圧痛がある。(腹症)
問診では、慢性膵炎や胃潰瘍を伺わせる内容である。

施術方針

自律神経のバランスを調整する。
交感神経過緊張を抑制し、正常な範囲のバランスで保てるようにする。

施術内容

施術方針に従い、井穴刺絡を行った。
→脾経、肝経、胃経、腎経、膀胱経を調整。

施術後の経過・ケア

現在、10回 鍼灸施術を行った。(1~2週間置きに施術)
今回は、初めて井穴刺絡を試しました。

回数を重ねるごとに初回時より、徐々に症状が落ち着いてきたと話されていました。
*初期の頃:腹部の圧痛点がとても多く、施術中も痛みが取れにくい状態。食事内容も厳選しないと、激痛に襲われると話されていました。
*途中経過:圧痛点は多いものの、施術で取れやすく変化。食事もわりと何でも食べても平気になってきた、と話されていました。

少しずつ良好な変化があるようでしたが、また急に、症状が酷くなった様子。
普段は鍼灸コースを受けられていますが、井穴刺絡を試してみたところ、施術後かなりスッキリした!とのこと。
今後の経過に合わせて、施術内容も選択していきたいです。

※セルフケア(食事面など)を色々と継続されながら、施術に通われています。

※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。

体質改善・身体のケアをサポートいたします!

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鍼灸ケアについて

鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆

井穴刺絡
井穴刺絡について

自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療していきます。
身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。

鍼灸と栄養療法で身体の内外から健康にアプローチ
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