【症例】股関節痛と胃の不調の繋がり 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2023年1月14日 投稿カテゴリー:症例 / 症例/ブログ 股関節痛 60代 男性 <病院での診断>股関節痛では病院を受診していないが、過去に、坐骨神経痛と腰椎分離症と診断を受けている。<ご本人談>一週間程前から股関節が急に痛くなり始めた。歩く時も足をひきずってしまう。臀部も痛いが、こちらはかなり前からずっとある。 鍼灸院としての診断 問診や腹症の結果より、胃腸が弱いのもかなり影響がありそうと推測。(胃潰瘍を過去に何度も発症、痔もできやすく一度手術経験あり) 施術方針 扁桃の調整を行い免疫機能を正常に戻す。腰部・臀部の筋緊張緩和。 施術内容 施術方針に従い、鍼灸施術を行った。→胃の氣処置、筋緊張緩和処置、眼精疲労処置、瘀血処置、扁桃調整など。 施術後の経過・ケア 胃の調整、足の甲上の圧痛を解消する事で足の可動範囲がかなり広がった。背面施術時、肩甲骨付近のコリを解消させ、さらに腰部・臀部の痛みが解消。施術前は、引きずって歩いていた足が、施術後、楽に歩けるようになった。最近靴のインソールを変えたばかりとの事でそちらも経絡に影響していた様子(足の甲上のツボが圧痛だらけ)仕事上のストレスから交感神経過緊張状態に陥りやすいのも、お身体の不調を誘引する一つでした。【追記】2回目来院時、真っすぐ立って歩けるようになった!とご報告いただきました。股関節(靭帯上)の圧痛も無くなり、マスキングが取れた影響で以前とは別の場所に痛みが移動(腰部分)。2回目施術時は、初回よりも圧痛が取れやすくなっており、お身体の状態が良好になっていました。(施術時間も短縮) 体質改善・身体のケアをサポートします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ 井穴刺絡について 自律神経の異常興奮が病気の背景にあるため、それを調整し症状や疾患を治療。身体の末梢部分は自律神経に影響を与える作用が大きい為、手足の井穴(せいけつ)や頭皮に刺絡を行います。 トップページ タグ: 坐骨神経痛, 股関節痛, 胃, 自律神経 その他の記事を読む 前の投稿【症例】首の痛みと胃もたれ 次の投稿【症例】顎の痛み・ガクガク鳴る おすすめ 【症例】慢性的な足の浮腫み 2021年9月24日 【亜鉛不足?】うつ、イライラ、抜け毛、皮膚炎など 2021年7月24日 【症例】一ヵ月続く頭痛と首の痛み 2022年3月21日