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【症例】顔の痙攣

顔面痙攣 50代 女性

<病院での診断>
顔面痙攣(原因不明)

<ご本人談>
4年前から症状が続いている。顔の右側だけ痙攣が出る。
数か月に一度、ボトックス注射を打っているが根本解決にならない為、来院。

鍼灸院としての診断

腹診すると、他の部分は全く圧痛がないが、「肝」の部分だけ激痛。
問診票には記載が無かったが、施術中にお話を伺っていると、肝嚢胞が複数個あることが判明。
顔以外の部分でのお悩みも右半身に偏っている為、「肝」の影響が強いと推測。

施術方針

肝治療をメインに行う

施術内容

施術方針に従い、鍼灸施術を行った。
→扁桃処置、胃の氣処置、肝経の調整など

施術後の経過・ケア

1回目:少し前にボトックス注射を受けていた為、顔の痙攣がまだ楽な時期だった。
その為、不快感や症状がご本人も判断しにくい様子でした。
右の首や肩が痛みが強いとの事で、そちらの治療をメインに施術。施術後、体感が軽くなったと話されていました。

2回目:2ヵ月後に来院。注射の効果が抜け、症状が顕著になり不快感が強く出ている。
腹診は1回目と同様、「肝」だけ激痛がある。今回は1回目よりも「肝経の処置」をメインに行ったところ、施術中から顔の痙攣が治まっていき、顔の不快感と同時に身体全体が軽く楽になったと話されていました。

治療効果を出す為、2週間~1ヵ月は開けない期間で次回の施術を行えるようにお勧めしました。

※症状の改善速度や度合いには個人差がございます。

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