「腎虚」とは?腎は生命力の根本☆ 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年4月6日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 腎虚セルフチェック 腎虚って何?どんな症状?次のスライドでチェックしてみてください☆ 腎虚でありがちな症状 <腎虚の症状チェック>✓抜け毛が多い、白髪が増える✓手足が冷える✓目が疲れやすい、かすむ✓腰痛、肩こり、手足のしびれ✓疲れやすい、だるい✓夜中に何度もトイレに起きる✓精力減退 腎のはたらき 「腎」の働きを東洋医学的に説明すると・・・*日々の活動エネルギー産生*生殖活動の維持いわゆる「生命力」や「活力の源」。人の成長や発育の促進、若々しさを維持する生命エネルギー(=精)が腎には蓄えられています。 腎虚とは? 腎は、現代医学でいう腎臓・副腎にあたります。腎虚(腎の弱り)を現代医学的に表現すると、副腎機能の低下です。腎臓も泌尿器系で重要な臓器ですが、副腎はさらに生命活動に関わる大切な臓器の一つです。※副腎:糖代謝調整、血圧調整、免疫や炎症などを制御、ストレスに対応など 副腎機能低下のトリガー 小さな臓器であまり注目されない存在ですが、日々、私たちの身体を正常に働けるよう支えてくれる頑張り屋さんの副腎。その副腎の機能が低下してしまうトリガーとは??・仕事のストレス・人間関係のストレス・過剰な運動・過激なダイエット(極端な)食事制限などが、よくある要因です。ストレス(肉体や精神への負荷)がかかるほど、副腎はそれに対応し、身体を守るよう働きます。しかし、そのストレスが強すぎたり長期間になってくると副腎も段々と対応しきれなくなってきます。自分たちが身体を動かし過ぎて疲れが溜まるように、臓器も疲れてしまうのですね。 腎虚の原因 上で説明した副腎機能低下も「腎」が弱る要因の一つでしたが、そもそもの腎虚の原因とは?珍しい話ではなく、本来は老化と共に誰でも「腎虚」になりがち。いわゆる老化症状そのものが「腎虚」の症状です。しかし、若くてもこの腎虚に陥りやすいタイプの方もたくさんみえます。若いのに「腎虚」タイプの方は、生まれ持っての腎氣が元々少ない方がなりやすい傾向。親から受け継いだ先天の精が少なめで、さらに後天の精もちゃんと貯蓄されにくいため、腎虚になりがち。成長と共に、自分で「精氣(エネルギー)」を腎に補充できるような体質だと大丈夫なのですが、なかなか上手く補充できずに弱いまま大人になっていく方も。幼少期から虚弱、すぐ疲れる、元気がない、若白髪が出やすかった・・・というかたは心身の疲弊には要注意!ストレス過多は余計に腎虚を悪化させます。肉体のエネルギー消耗だけでなく、メンタル面も崩れやすい傾向です。 腎虚改善のツボ もも鍼灸院で「腎虚」の改善に良く使うツボは「照海」+「兪府」など。腎に関するツボに鍼をすると共に、自律神経を整える処置(鍼灸ケア)も同時に行います。(※もちろん、他の臓器機能や代謝全体を満遍なく向上させる処置もセットで行います。)鍼灸の施術で身体が整う事で、より食事で摂った栄養もしっかり身体の修復に働いてくれるようになります。せっかく鍼灸を受けるなら、普段食事面をおろそかにしているな~と自覚がある方・・・!ぜひ食事も見直してみてくださいね☆ 鍼灸と食事は常にセットで 身体のお悩み症状を改善するのに、ただ鍼灸を受けてるだけでは勿体ない!!鍼灸でケアした身体をより良い状態に導くには、「食事の質」が必要不可欠です。せっかく鍼施術で身体の修復スイッチを入れても、そこに良い材料(栄養)がスタンバイしていないと健康な細胞も作れません。身体はあなたの日々食べるものから出来ています^^⇒今の食事が未来の自分を作る 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ タグ: だるい, 副腎, 慢性疲労, 疲れやすい, 疲労感, 老化, 腎虚, 自律神経, 若白髪 その他の記事を読む 前の投稿あまり知られていない!?鍼の作用について 次の投稿【ストレスと糖代謝異常】知らないうちに負のスパイラル おすすめ 【症例】膝の痛み 2022年1月17日 【症例】慢性疲労→中耳炎、上気道炎、へバーデン結節 2022年5月18日 【症例】脊柱管狭窄症-20年以上続く腰痛と足の痺れ 2024年9月3日