東洋医学の治療とは”症状が出ない身体”になること 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年3月13日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 身体を作る土台 病気や体調不良になると、その症状にばかり意識がいきがち。ですが、その症状を発生させている要因は、自分の生活環境や食習慣からの影響を大きく受けているのです。もちろん、生まれながら持っている体質にも左右されますが、それを良くするのも悪くするのも自分自身です。 一般的な治療 一般的な治療法は、薬での「症状抑制」です。体内で何かが増えすぎているから、もしくは不足しているから・・・という視点で薬を処方されます。簡単な所だと例えば、花粉症。花粉と反応し体内ではヒスタミンが大量に産生されます。そのヒスタミンの反応を抑制する為に抗ヒスタミン薬を処方されます。しかし、本来は花粉だけが悪者ではありません。花粉症の時期でも全く症状が無い人も沢山います。花粉をアレルギー物質として異常に反応してしまう身体を作りあげている背景があるのです。 本体は弱いまま 花粉症だけに限らず、薬で症状を出ないようにしている状態は、ただ「臭い物に蓋」をしているのと同じです。症状は身体からのSOS反応。ちゃんと理由があって症状が出ています。その理由を無視したまま、検査上の数値を薬で上げ下げしても、根本は改善されません(=体は変わっていない)。一見良くなっているように思えても、別の症状や病気を誘発することも。 負のスパイラルへ突入 症状が長引くほど、どんどん薬の種類や量が増えていく方も。慢性疾患の方ほど、そうなっていく傾向が強いのですが、薬も本来は毒物です。摂取期間が長くなるほど、代謝する肝臓や腎臓も潜在的に弱っていきます。そして、自分自身の身体が正常に働けるように変えてくれる魔法ではないので、一生続けていても体質は改善されるどころか逆にどんどん弱っていくパターンも。※薬の存在全てを否定している訳ではありません。必要な時期・タイミングなどに応じて利用しないと命の危険性が出てくる方もいらっしゃいます。依存し過ぎず、必要な時に短期間お世話になりつつ、徐々に薬が不要になる身体を目指したいですね。 症状が出ない身体作り 東洋医学が目指す身体は、「症状の抑制」(=表面上は普通に見える)だけではなく「症状が出ない身体」(=薬が無くても健康でいられる)です。身体のどこの機能が弱くてその症状が出てしまうのか?機能を弱めてしまう背景は何なのか?を考察し、その為のサポートを鍼灸や食事相談で行います。 理想の身体作り 今あるお悩みを改善していくには、鍼灸で外から改善スイッチを入れる事と、食事内容を見直し最適化することです。鍼灸だけ!食事だけ!と各々単独でもある程度の効果は発揮します。しかし、鍼灸の効果を高めるにも長続きさせのも「食事」にかかってきます。どれだけ鍼灸治療を頑張っても、良い材料(栄養)が無ければ身体は生まれ変わりません。また、食事が整うことで鍼灸の効果をより引き出せる身体になります。関連ブログ:今の食事が未来の自分を作る 土台は自己管理&セルフケア どれだけ鍼灸治療に通われても、食事相談を受けて頂いても、ご自身の意識と行動が変わらければ折角の治療も「焼け石に水」状態(笑)私たちサポート側は、患者様の生活の中で一瞬しか関わる時間を持てません。治療を受けたからいいや~。食事相談してもらったから満足!で終わらせていては本当に勿体ない!!ご自身の身体を改善するのも、健康で居られるかもセルフケア&自己管理が必須です。 身体を作る土台 上でも書いたように、「鍼灸」と「食事」はお互いを高め合う存在です。どちらか一方だけではなく、鍼灸治療を行うのであれば「食事」の見直しも。食事を改善することで「鍼灸治療」の身体への反応や結果も変わります。身体は全て繋がっています。表面上の症状だけに囚われず、身体の土台を立て直す事にも着目してください。身体の土台が変われば、自ずと「症状の出ない身体」へと変わっていきます。 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ タグ: セルフケア, 体質改善, 東洋医学, 鍼治療, 食事改善, 食事相談 その他の記事を読む 前の投稿体質改善・ダイエット・美容・・・全てに共通 次の投稿【頭痛】あなたの頭痛はどのタイプ?簡単セルフケアも♪ おすすめ 【症例】肩が上がりにくい、動かすと痛みが出る 2022年9月9日 【症例】抗がん剤の副作用-足の痺れ・浮腫み 2023年2月18日 【症例】股関節の痛みと重だるさ 2022年8月12日