【瘀血とは?】身体の不調にも繋がる瘀血について 投稿者:momo.shinnkyu.ise 投稿公開日:2021年4月28日 投稿カテゴリー:症例/ブログ 瘀血で出やすい不調やトラブル もも鍼灸院では、瘀血の解消も鍼灸施術の際に重視する事柄の一つ!患者様との会話の中でも度々、「瘀血」について触れています。瘀血って・・・何?と不思議に思われている方も多いのではないでしょうか。瘀血が身体に多いと、下記のような不調やトラブルが起きやすくなります。・首、肩こり・頭痛・肌のくすみ、乾燥・冷え性・倦怠感、だるい・生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症健康面、美容面共に瘀血は大敵です。 瘀血(おけつ)とは? そもそも、瘀血とは何なのでしょうか?正常な血液は体内をスムーズに巡回していますが、身体の一部で生理的機能を失い滞っている血液が「瘀血」です。生理的機能を失っている血液は、身体にとっては「ゴミ」のような存在。正常な身体の代謝を邪魔するものになってしまうのですね~。 瘀血の原因は? そんな厄介な瘀血ですが、瘀血が発生してしまう原因は?女性に一番多いのは、「身体の冷え」!!男性も勿論身体の冷えはよくありませんが、女性の方がダメージを負いやすい印象です。そもそも、男性よりも女性の方が冷えやすく、冷えに弱い体質。足先や下半身が冷えやすい・・・という方も多いのではないでしょうか?足が冷えて辛い!だけの問題ではなく、下半身の冷えは内臓の冷えを誘引。それが腹部の瘀血を作ってしまう原因にもなります。この悪循環が長期化すると、生理痛や子宮内膜症などの婦人科系疾患にもなりやすいです。 ケガでも出来てしまう瘀血 瘀血の分かりやすいイメージは、打撲や捻挫などのケガをした後の身体の状態です。ケガをした場所(アザ)は、まさに瘀血そのもの。ケガのダメージを修復するために集まってきた血液成分たちも用が終わるとゴミのような存在に変化していきます。その状態がなかなか解消されずに残っていると、不調の原因となります。 その他 瘀血の原因 冷えやケガ以外にも、「気虚」「血虚」「痰湿」も瘀血を発生しやすくする原因です。気虚:「氣」の不足や滞り血虚:「血」の不足痰湿:「水」の滞り 瘀血改善セルフケア 瘀血を解消&改善する為のセルフケア✿過剰なストレス(精神的にも肉体的にも)は瘀血を発生させやすくします。日常の中でリラックスする時間を作り、心身ともに解放する事が大切です。自然の景色を眺めたり、自然の中でゆっくり過ごす日があると素敵ですね。ご自宅では、好きな香りのアロマを炊いてのんびりするのもお勧めです。また、冷えは瘀血を作る最大の要因なので、普段から冷えが気になる方は身体を温めるよう意識してみてください。普段はシャワーだけで過ごす方も、しっかりお風呂で身体を温めたり、下腹をカイロや湯たんぽで温めるなど。気温が高くなっても室内が寒い時期は意外と手足やお腹が冷えている方も多いです。また、夏場でもクーラーや冷たい飲み物で過剰に体が冷やされている方も。要注意です。身体の「氣・血・水」各々の循環を良くするにも、適度に体を動かす事が大切です。身体が心地よいな~と感じるレベルで身体を動かしましょう。 糖代謝を改善し瘀血も解消 糖代謝を改善することは、瘀血解消にも直結します。ケガなどの外部要因だけではなく、もちろん体内での代謝が正常であることが瘀血を発生させない身体を作る第一条件。身体が健康=細胞内のエネルギー産生が正常に働いている=栄養の消化吸収が円滑その為にも、食事内容を見直し糖代謝を改善することも大切なポイントなのです。こちらもチェック☆⇩体質改善・ダイエット・美容全てに共通 女性のお悩み(婦人科系疾患) 女性特有のお悩み(婦人科系疾患)も鍼灸で改善サポート!気になる症状やお悩み、ご相談ください ^^ 体質改善・身体のケアをサポートいたします! 鍼灸ケアについて 鍼灸で身体の修復機能や代謝改善をサポート。自分自身の身体の機能を底上げすることで、身体は元気を取り戻します。そのスイッチを入れるのが鍼灸です☆ お食事相談について 美容と健康に必要なものは何といっても「食事」。毎日どんな食事を摂っているかで未来の身体は良くも悪くもなります。疾病治療や体質改善にも「食事が9割!」食事内容が整う事で鍼灸の効果も発揮されます。 トップページ タグ: 冷え, 冷え性, 子宮内膜症, 子宮筋腫, 生理痛, 瘀血, 肩こり, 頭痛 その他の記事を読む 前の投稿なぜ局所への鍼は後回しなのか?症状の根本原因にアプローチ 次の投稿【頭部瘀血】頭痛・肩こり・めまい等の原因にも! おすすめ スタートは「胃の気」の改善から 2020年9月15日 【症例】気圧の変化で不調が沢山でる 2022年8月22日 【症例】慢性的な足の浮腫み 2021年9月24日